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🌙 Accord

オリエンタル系の香水 Oriental

スパイスやバニラ、樹脂が織りなす官能的でエキゾチックな香り。夜やフォーマルに映える。

オリエンタル(Oriental)とは

オリエンタルは、バニラ・樹脂・スパイス・アンバーを主軸とする、温かく官能的な香調である。19世紀末のヨーロッパから見た「東洋」——中東・アジアの神秘的なイメージを香りに翻訳したファンタジー系統で、重厚で残香の長い香水が多い。近年は「アンバリー(Amber)」と呼び分ける分類も広まっている。

歴史・起源

起点は1889年、Guerlainの「Jicky」(Aimé Guerlain調香)に置かれる。1882年のHoubigant「Fougère Royale」がクマリンで開いた合成香料時代を受け継ぎ、バニリンを本格導入した革新作として、続く1925年の「Shalimar」でこのファミリーの完成形が確立された。以後、Guerlainはオリエンタルの代名詞として君臨し続けている。

代表的なノート・構成原料

バニラ、アンバー、ラブダナム、ベンゾインなどの樹脂類が土台となり、シナモン・カルダモン・クローブといったスパイスや、ローズ・ジャスミンなどの重厚な花が織り込まれる。

シーン・イメージ

夜、冬、そして親密な距離感——オリエンタルが最も雄弁になるのはそうした場面である。映画やドラマでは謎めいたヒロイン、あるいは強い引力を持つ人物の香りとして選ばれることが多い。

他ノートとの違い

アンバー系と大きく重なるが、オリエンタルはスパイスや花との複合で「異国情緒」を演出する点が特徴で、アンバー単独よりも構成が多層的である。グルマンとも甘さを共有するが、あちらの主役が「菓子」なら、オリエンタルの主役は「樹脂と香辛料」である。

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+ よくある質問
オリエンタル(Oriental)系の香水とは?
スパイスやバニラ、樹脂が織りなす官能的でエキゾチックな香り。夜やフォーマルに映える。
SILLAGEに掲載されているオリエンタル系の香水は?
トム フォード ブラック オーキッド、ゲラン シャリマー(2件)を掲載しています。
オリエンタル系と似た系統との違いは?
アンバー系と大きく重なるが、オリエンタルはスパイスや花との複合で「異国情緒」を演出する点が特徴で、アンバー単独よりも構成が多層的である。グルマンとも甘さを共有するが、あちらの主役が「菓子」なら、オリエンタルの主役は「樹脂と香辛料」である。
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香水の系統は大きく10種類。それぞれの成り立ち・代表的な構成原料・似た系統との違いを解説しています。

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