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フゼア Fougère

ラベンダー・クマリン・オークモスを骨格とする、メンズフレグランスの古典構造。

フゼア(Fougère)とは

フゼアはフランス語で「シダ」を意味するが、実際のシダに香りはほとんどない。この名は、19世紀の調香師が「架空のシダの香り」を想像して創作したファンタジー香調に由来する。ラベンダー、クマリン、オークモスの三角形が骨格をなし、現代メンズ香水の大半がこの構造を土台としている。

歴史・起源

1882年、Houbigantの調香師Paul Parquetが発表した「Fougère Royale」がすべての起点である。合成香料クマリンを初めて本格的に用いたこの一本は、天然素材だけの時代を終わらせ、現代調香術の幕開けを告げる歴史的作品として今なお参照され続けている。

代表的なノート・構成原料

トップにベルガモット、ミドルにラベンダーとゼラニウム、ベースにクマリン(トンカ豆由来の甘く干し草様の香り)とオークモス、そしてしばしばベチバーが加わる。この三層構造こそがフゼアを定義する。

シーン・イメージ

清潔感と品格を同時に備える香調で、伝統的な理髪店やクラシックな紳士服の場に馴染む。ビジネスシーンから週末のカジュアルまで幅広く対応できる汎用性の高さがフゼアの真骨頂である。

他ノートとの違い

シプレと構造が似るが、フゼアの中心はラベンダー×クマリンであるのに対し、シプレはベルガモット×オークモス×ラブダナムを軸とする。またフゼアはメンズ寄り、シプレはユニセックス〜フェミニン寄りに使われる傾向がある。

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+ よくある質問
フゼア(Fougère)系の香水とは?
ラベンダー・クマリン・オークモスを骨格とする、メンズフレグランスの古典構造。
SILLAGEに掲載されているフゼア系の香水は?
ゲラン ジッキー(1件)を掲載しています。