🔆 Accord
アンバー Amber
琥珀のように温かく甘い、樹脂と樹木が生む奥行きのある香り。モダンニッチの中核。
アンバー(Amber)とは
アンバーは、ラブダナム、ベンゾイン、バニラ、樹脂類を組み合わせて生まれる、温かく甘く粘性のある香調である。かつては「アンブレ(Ambrée)」の名で呼ばれ、香水界の権威Michael Edwardsの分類では旧「オリエンタル」を「アンバリー(Amber)」と改称する動きが進み、現代の主要ファミリーの一つとして確立されている。なお本稿では、広義のアンバー(旧オリエンタル全般)ではなく、樹脂と甘さに焦点を絞った狭義のアンバーを主に扱う。
歴史・起源
「アンバー」という香調の呼称は琥珀に由来するが、実際に琥珀の匂いを再現したものではなく、複数の樹脂を組み合わせて生まれるバルサミックで温かい香りの総称として長らく使われてきた。近年の分類再編で、伝統的な「オリエンタル」の多くがこの名称下に整理された。
代表的なノート・構成原料
ラブダナム(岩薔薇の樹脂)、ベンゾイン、バニラ、トンカ豆、そしてアンバーグリスの合成代替が主軸となる。ここに乳香や没薬など東洋の樹脂が加わることも多い。
シーン・イメージ
冬の夜、暖炉の傍、あるいは肌の温度と溶け合うような親密な距離感——アンバーが最も美しく開くのはそうした瞬間である。包み込むような温かさが香水全体に持続感を与える。
他ノートとの違い
旧オリエンタルとほぼ重なるが、アンバーはスパイスや花の要素を含まず「樹脂と甘い温かさ」に焦点を絞る点で区別される。グルマンとは甘さの質が異なり、アンバーの甘さは「樹脂由来の粘度」であって「菓子」ではない。
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+ よくある質問
アンバー(Amber)系の香水とは?
琥珀のように温かく甘い、樹脂と樹木が生む奥行きのある香り。モダンニッチの中核。
SILLAGEに掲載されているアンバー系の香水は?
メゾン フランシス クルジャン バカラ ルージュ 540(1件)を掲載しています。